ベストシステムズ メールマガジン
公開日:2004/08/15

【創刊号】PGI最新バージョンでGAUSSIAN性能が20%向上

2004年7月21日、 PGI-Workstation/Serverのマイナーアップデートとして、バージョン5.2-1がリリースされました。このリリースに伴い、旧バージョンである5.1-6との性能比較を実施しましたのでお知らせします。
尚、本性能計測にあたっては独立行政法人産業技術総合研究所の長嶋雲兵様にご協力いただきました。

対象アプリケーション: Gaussian03

マシン構成: Quad Opteron (1 node)
             CPU : AMD Opteron(tm) Processor 848/2.2 GHz X 4
             Memory: 8GB ( 512MB X 16 )
             OS:SuSE Linux Enterprise Server 8 for AMD64

(1) TEST397性能結果
● シリアル及びShared Memory (%NProcShareによる指定) による
並列計算

コンパイラ PGI5.1-6の場合:
プロセス数	実行時間(秒)	性能比
	1	10430		1.0
	2	5169		2.0
	3	3678		2.8
	4	2850		3.7

コンパイラ PGI5.2-1の場合:
プロセス数	実行時間(秒)	性能比	(PGI5.1/PGI5.2)
	1	8531		1.0		1.22
	2	4401		1.9		1.17
	3	3039		2.8		1.21
	4	2369		3.6		1.20


(2) TEST415性能結果
● シリアル及びShared Memory (%NProcShareによる指定) による
並列計算

コンパイラ PGI5.1-6の場合:
プロセス数	real時間(秒)	user時間(秒)	性能比
	1	1883		1610		1.0
	2	1141		2081		1.7
	3	946		2507		2.0
	4	859		3019		2.3

コンパイラ PGI5.2-1の場合:
プロセス数	real時間(秒)	user時間(秒)	性能比	
	1	1641		1362		1.0	
	2	1078		1839		1.5	
	3	913		2418		1.8	
	4	840		2929		2.0	

ご覧のようにTEST397では、PGI5.2-1が5.1-6に比べて約20%向上している事がおわかりいただけると思います。また、4CPUでの並列処理は、単一CPUに比べ3.7倍の性能向上が得られており、Quad Opteronシステムのメリットが強調される結果となりました。
TEST415では、4CPUでの性能向上が2倍程にとどまっているため、単一CPUでの処理(または2CPUでの並列処理)を、複数のジョブとして同時実行した方がシステムのスループットは向上すると考えられます。

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