公開日:2005/01/15
【第11号】ダイナミック・リコンフィギャラブルシステム
前回は「リコンフィギャラブルシステム」としてFPGAをご紹介いたしましたが、このリコンフィギャラブルシステムにはもうひとつ「ダイナミック・リコンフィギャラブルシステム」というものがあります。この2つの違いは、FPGAが論理回路レベルからユーザが設計する必要があるのに比べ、「ダイナミック・リコンフィギャラブルシステム」の場合には、必要な論理回路はすでにチップ内に配備されており、ユーザは論理回路間のネットワーク接続を設計するだけ、という点です。
「ダイナミック・リコンフィギャラブルシステム」のチップでは、IPFlex社のDAPDNAやNEC社のDRPなどがあります。DAPDNAの場合には、チップ内にすでに376個のPE(演算器、メモリ、カウンタ、シンクロナイザ)が入っています。
「ダイナミック・リコンフィギャラブルシステム」の特徴は、コンテキストスイッチがFPGAに比べ非常に速く(1クロック)、論理回路が既に設計されているため、ユーザレベルのプログラミングが容易なことです。ただ、複雑な回路を組み込みたい場合にはやはりFPGAの方が柔軟です。基本的に使用用途によって使い分けることになります。
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