Condor

※弊社はCondorの正式なサポート代理店として認定されています。

Condor とは?

Codorは米国ウィスコンシン大学マディソン校で1985年から開発されている、フリーのスケジューラです。現在 Livny 教授率いるチームで日夜開発が続けられています。

Livny(Livny 教授)

Linux、Windows などのほとんどのオペレーティングシステムをサポートし、広域ネットワーク上でのジョブの引き渡し機能などを備え、グリッド・スケジューラとしての機能を十分に持っています。

Condor は業界の従来の概念である High Performance Computing (高性能計算)ではなく High Throughput Computing (高スループット(処理能力)計算)を目指しており、単位時間あたりに処理できるジョブ数の最大化を図るのが目的です。

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マッチメイキング

また Condor ではジョブの実行ノードへの割付ポリシーに「マッチメイキング」というメカニズムが使われています。

match making

「マッチメイキング」ではユーザが投入したジョブの特性(ClassAd)と実行ノード側の機種の特性 (ClassAd)を比較し、両者の条件が一致(マッチ)したジョブを実行ノードに割り付けるという方式が採用されています。

Condorでは資源の集合を「プール」と呼んでいます。「マッチメイキング」メカニズムにより、このプール内に異なったオペレーティングシステムや CPU アーキテクチャなどを混在させることが可能です。

Condor の特徴

フリーソフトウェア

Condor はフリーソフトウェアですのでコンピュータの台数が増えても料金はかかりません(但し有償サポート料金は除きます)。

多様なオペレーティングシステムをサポート

Condorは、現在以下のようなオペレーティングシステムをサポートしています。

  • HP-UX
  • Solaris
  • RedHat Enterprise Linux 3,4,5
  • Debian Linux 4,5
  • Windows 2003/2008 Server,XP/Vista,7(検証中)
  • Macintosh OS X 10
  • AIX

※上記以外のOSについては、sales@bestsystems.co.jp まで問い合わせください。

並列プログラムもサポート

MPI、PVMなどの並列ジョブもサポートします。Condorの実行環境である Universe に Parallel を指定することにより可能です。

ユーティリティ・コンピューティングへの対応

Condorでは空き時間を使った計算サービスである「ユーティリティ・コンピューティング」にも対応しています。通常は設計や事務に使われているコンピュータに Condor をインストールし、 CPU 使用率、キーボード状況などの条件を設定することにより、空き時間使った計算も可能です。

チェックポイント・リスタート機能

Condor の実行環境のひとつである Standard Universe を利用することにより実行ジョブのチェックポイント・リスタートを行うことができます。

これには Condor から提供される実行ライブラリをプログラムにリンクさせる必要があります。

この機能により割り込みが入った場合は自動的にチェックポイントを取ることにより、再実行の際にチェックポイント時点から計算を再開させることが可能です。

割り込み機能

Condor のプライオリティ機能を利用すると、高いプライオリティのジョブが投入された際に、それより低いプライオリティの実行中のジョブに割り込んで実行させることができます。チェックポイント・リスタート機能との併用により効率的な運用が行えます。

ファイルステージング機能

ファイルステージング機能を利用すると、必要なアプリケーションやデータを実行ノードに自動的に転送し、結果を戻すことができます。

この機能により実行ノードに予めデータを転送する必要がありません。

メタスケジューラ機能

Condor にはすでにメタスケジューラ機能が含まれています。

meta scheduler

自分のプール(資源集団)に空き資源がなくても、他のプールに空き資源があればジョブを自動的に転送することが可能です。また転送の相手方のシステムに PBS や LSF などの異なったスケジューラが入っていてもジョブを転送することが可能です。

グリッドサポート

Condor では広域ネットワークに跨るプール間のジョブ転送方法として2種類用意されています。

1つは Condor 同士で直接やりとりするCondor-Cで、もう1つは途中にGlobusを経由する Condor-G です。

ネットワークの接続形式に応じて選択可能です。

with globus

その他

  • 複数のジョブスケジューラを統合
  • マッチメイキング・メカニズムによるジョブ特性に応じた最適な資源割当
  • グリッド技術を利用したWAN越しのジョブスケジューリング
  • 商用PBS/ProおよびLSFをサポート
  • ジョブ投入環境をシングル・ポイント・アクセスにすることにより計算資源を完全仮想化

導入事例

マニュアル等

※ウィスコンシン大学のCondorサイトに行きます

マニュアルサイト
詳細についての問い合わせは電子メールで
sales@bestsystems.co.jp までお願いします。